米国株アプリSBI証券【2025年最新】手数料と使い方

公開日: 2025/10/19

SBI証券の米国株アプリを選ぶべき理由

米国株投資を始めたいけれど、どのアプリを使えばいいか迷っていませんか?

SBI証券は日本最大級のネット証券で、米国株投資専用のスマホアプリを提供しています。このアプリでは、米国株のリアルタイム株価確認、注文、ポートフォリオ管理などがスマホで手軽に行えます。通勤時間や外出先でも米国市場の動きをチェックでき、タイミングを逃さず取引できるのが大きなメリットです。

この記事では、SBI証券の米国株アプリの特徴、手数料体系、主要機能、他社との比較を詳しく解説します。

この記事のポイント:

  • SBI証券の米国株アプリはスマホで米国株のリアルタイム株価・注文が可能
  • 売買手数料は約定代金の0.495%(上限22ドル)、NISA口座では無料
  • 指値・成行・逆指値注文に対応、ウォッチリストやプッシュ通知も利用可能
  • 楽天証券(iSPEED)、マネックス証券(トレードステーション)とUI/UX・手数料を比較
  • アプリは公式ストア(App Store/Google Play)からダウンロード

SBI証券米国株アプリの特徴と機能

SBI証券の米国株アプリの主な特徴を確認しましょう。

(1) リアルタイム株価とチャート機能

SBI証券の米国株アプリでは、米国株のリアルタイム株価とチャートが確認できます。

リアルタイム株価の特徴:

  • 遅延なしで最新の株価を表示(NASDAQ、NYSE等)
  • 前日比・変動率をひと目で確認
  • チャート表示(日足、週足、月足等)

米国株式市場の取引時間(日本時間23:30~6:00、夏時間は22:30~5:00)にリアルタイムで価格が更新されます。

チャート機能:

  • テクニカル指標(移動平均線、ボリンジャーバンド等)の表示
  • 拡大・縮小で詳細確認
  • 複数銘柄の比較チャート

(出典: SBI証券「米国株アプリガイド」https://www.sbisec.co.jp/)

(2) ウォッチリストと銘柄検索

ウォッチリスト機能では、気になる銘柄を登録して価格変動を追跡できます。

ウォッチリストの使い方:

  1. 銘柄検索でティッカーシンボル(例: AAPL、TSLA等)を入力
  2. 「ウォッチリストに追加」ボタンをタップ
  3. ホーム画面でリスト表示され、株価変動をまとめて確認

銘柄検索:

  • ティッカーシンボル、企業名で検索
  • 人気銘柄ランキングから選択
  • セクター別・時価総額別で絞り込み

SBI証券は米国株の取扱銘柄数が多く、主要銘柄はほぼカバーされています。

(3) プッシュ通知とアラート機能

プッシュ通知機能では、株価が指定価格に達した時や、市場の重要なニュースがあった時に自動でスマホに通知が届きます。

プッシュ通知の設定例:

  • Apple株が200ドルを超えたら通知
  • 保有銘柄の決算発表日に通知
  • 市場が大きく変動した時に通知

アラート機能を活用することで、投資機会を逃さず、タイムリーに取引できます。

手数料体系 - 売買手数料と為替コスト

SBI証券の米国株取引にかかる手数料を確認しましょう。

(1) 米国株売買手数料(約定代金の0.495%、上限22ドル)

SBI証券の米国株売買手数料は、約定代金の0.495%(税込)です。

手数料の計算例:

  • 約定代金1,000ドルの場合: 1,000ドル × 0.495% = 4.95ドル
  • 約定代金5,000ドルの場合: 5,000ドル × 0.495% = 24.75ドル → 上限22ドル
  • 約定代金10,000ドルの場合: 10,000ドル × 0.495% = 49.5ドル → 上限22ドル

約定代金が約4,444ドル(22ドル ÷ 0.495% = 約4,444ドル)を超えると、手数料は上限22ドルに固定されます。

最低手数料:

  • なし(0.495%が下限)

(出典: SBI証券「米国株取引手数料」https://www.sbisec.co.jp/)

※手数料は2025年1月時点の情報です。最新の手数料は公式サイトで必ず確認してください。

(2) 為替手数料(1ドルあたり25銭)

米国株を購入する際、円をドルに両替する必要があります。SBI証券の為替手数料は1ドルあたり25銭です。

為替手数料の計算例:

  • 1,000ドル購入の場合: 1,000ドル × 25銭 = 250円
  • 5,000ドル購入の場合: 5,000ドル × 25銭 = 1,250円

為替手数料の節約方法:

  • 住信SBIネット銀行の「外貨積立」を利用すると、為替手数料が1ドルあたり2銭〜6銭に軽減
  • 一度にまとめてドルに両替し、為替手数料の回数を減らす

(出典: SBI証券「為替手数料」https://www.sbisec.co.jp/)

(3) NISA口座での手数料(売買手数料無料)

SBI証券では、NISA口座(つみたて投資枠、成長投資枠)で米国株を購入する場合、売買手数料が無料です。

NISA口座のメリット:

  • 売買手数料0円
  • 運用益・配当金が非課税
  • 為替手数料は通常通り発生(1ドルあたり25銭)

NISA口座での米国株投資は、手数料と税金の両方でメリットがあります。

(出典: SBI証券「NISA米国株取引」https://www.sbisec.co.jp/)

主要機能 - 注文方法とポートフォリオ管理

SBI証券米国株アプリの主要機能を詳しく見ていきましょう。

(1) 指値注文・成行注文・逆指値注文

SBI証券米国株アプリでは、3種類の注文方法が利用できます。

指値注文:

  • 買いたい価格(指値価格)を指定して発注
  • 株価が指値価格以下になったら自動で約定
  • 例: 「Apple株を200ドルで買いたい」→ 200ドルで指値注文

成行注文:

  • 価格を指定せず、市場価格で即座に約定させる注文
  • 急いで購入したい時に便利
  • 注意: 価格が予想外に高い(安い)場合がある

逆指値注文:

  • 指定価格以上(以下)になったら自動で発注する注文
  • 損切りや利益確定に活用
  • 例: 「Apple株が180ドル以下になったら売却(損切り)」→ 180ドルで逆指値売り注文

逆指値注文は、株価が急落した時に自動で損切りできるため、リスク管理に有効です。

(2) ポートフォリオ管理と損益確認

アプリでは、保有銘柄のポートフォリオをひと目で確認できます。

ポートフォリオ画面で確認できる情報:

  • 保有銘柄一覧
  • 現在の評価額と購入時価格
  • 損益(評価損益・実現損益)
  • ポートフォリオの構成比率(円グラフ表示)

損益確認:

  • 評価損益: 現在の株価と購入時価格の差額
  • 実現損益: 売却時の利益・損失(確定済み)
  • 配当金受取額

ポートフォリオ全体の損益率を確認し、資産配分を見直すことができます。

(3) 配当金受取履歴と税金計算

SBI証券米国株アプリでは、配当金の受取履歴も確認できます。

配当金受取履歴:

  • 配当金の受取日、銘柄、受取額
  • 米国での源泉徴収額(10%)
  • 日本での課税額(20.315%、NISA口座では非課税)

税金の扱い:

  • 米国で10%源泉徴収される
  • 日本でさらに20.315%課税される(NISA口座では非課税)
  • 外国税額控除を利用すれば、米国での課税分を一部調整可能

配当金受取履歴を確認し、確定申告時の資料として活用できます。

他社比較 - 楽天証券・マネックス証券との違い

SBI証券の米国株アプリと他社のアプリを比較しましょう。

(1) 楽天証券(iSPEEDアプリ、楽天ポイント還元)

楽天証券の米国株アプリは「iSPEED」です。

iSPEEDの特徴:

  • リアルタイム株価・チャート機能
  • 楽天ポイントで米国株を購入可能
  • 楽天カードでのクレカ積立でポイント還元

手数料:

  • 売買手数料: 約定代金の0.495%(上限22ドル)
  • 為替手数料: 1ドルあたり25銭
  • NISA口座では売買手数料無料

楽天証券は、楽天経済圏(楽天市場、楽天カード等)を利用している人にメリットがあります。

(出典: 楽天証券「iSPEEDアプリ」https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/app/ispeed/)

(2) マネックス証券(トレードステーションアプリ、高機能チャート)

マネックス証券の米国株アプリは「トレードステーション」です。

トレードステーションの特徴:

  • 高機能チャート(テクニカル指標が豊富)
  • リアルタイム株価・ニュース配信
  • 銘柄スクリーニング機能が充実

手数料:

  • 売買手数料: 約定代金の0.495%(上限22ドル)
  • 為替手数料: 1ドルあたり25銭(買付時無料キャンペーンあり)
  • NISA口座では売買手数料無料

マネックス証券は、チャート分析を重視する投資家に適しています。

(出典: マネックス証券「トレードステーションアプリ」https://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G100/tradestation/app.html)

(3) UI/UXと手数料の比較

主要3社の米国株アプリを比較します。

比較項目 SBI証券 楽天証券(iSPEED) マネックス証券(トレードステーション)
売買手数料 0.495%(上限22ドル) 0.495%(上限22ドル) 0.495%(上限22ドル)
為替手数料 25銭/ドル 25銭/ドル 25銭/ドル(買付時無料キャンペーンあり)
NISA手数料 無料 無料 無料
ポイント還元 なし 楽天ポイント マネックスポイント
チャート機能 標準的 標準的 高機能
UI/UX シンプルで使いやすい 楽天アプリ統一デザイン 高機能だが初心者には複雑

選び方の基準:

  • SBI証券: 取扱銘柄数が多く、シンプルなUI/UX
  • 楽天証券: 楽天経済圏を利用している人
  • マネックス証券: チャート分析を重視する人

手数料は3社ともほぼ同じなので、UI/UXやポイント還元、チャート機能で選ぶと良いでしょう。

まとめ: SBI証券米国株アプリの活用法

SBI証券の米国株アプリは、スマホで米国株のリアルタイム株価確認、注文、ポートフォリオ管理が手軽にできる便利なツールです。

この記事のポイント再確認:

  • SBI証券の米国株アプリはスマホで米国株のリアルタイム株価・注文が可能
  • 売買手数料は約定代金の0.495%(上限22ドル)、NISA口座では無料
  • 指値・成行・逆指値注文に対応、ウォッチリストやプッシュ通知も利用可能
  • 楽天証券(iSPEED)、マネックス証券(トレードステーション)とUI/UX・手数料を比較
  • アプリは公式ストア(App Store/Google Play)からダウンロード

SBI証券米国株アプリの活用法:

  • 通勤時間や外出先で米国市場の動きをチェック
  • ウォッチリストで気になる銘柄を登録し、株価変動を追跡
  • プッシュ通知で投資機会を逃さず、タイムリーに取引
  • ポートフォリオ画面で損益を確認し、資産配分を見直す

次のアクション:

  • SBI証券の口座を開設(未開設の場合)
  • 米国株アプリを公式ストアからダウンロード
  • ウォッチリストに気になる銘柄を登録
  • NISA口座で手数料無料の米国株投資を開始

セキュリティの注意:

  • アプリは必ず公式ストア(App Store、Google Play)からダウンロード(偽アプリに注意)
  • 二段階認証を設定してセキュリティを強化
  • 公衆Wi-Fi利用時は取引を控える(セキュリティリスクあり)

SBI証券の米国株アプリを活用して、スマホで手軽に米国株投資を始めましょう。

※投資にはリスクが伴います。元本保証はありません。投資判断は自己責任で行ってください。手数料は2025年1月時点の情報です。最新の手数料は公式サイトで必ず確認してください。

よくある質問

Q1SBI証券の米国株アプリはどこでダウンロードできますか?

A1Apple App StoreまたはGoogle Play Storeで「SBI証券 米国株アプリ」と検索してダウンロードできます。必ず公式ストアからダウンロードし、偽アプリに注意してください。ダウンロード後、SBI証券の口座情報(ユーザーID、パスワード)でログインして利用開始できます。

Q2アプリでの注文方法を教えてください

A2SBI証券米国株アプリでは、指値注文(価格を指定)、成行注文(市場価格で即座に約定)、逆指値注文(指定価格以上/以下で発注)の3種類が利用できます。アプリで銘柄をティッカーシンボルで検索し、注文画面から注文方法、株数、価格(指値の場合)を入力して発注します。注文確認画面で内容を確認後、発注ボタンをタップして完了です。

Q3SBI証券の米国株手数料はいくらですか?

A3SBI証券の米国株売買手数料は約定代金の0.495%(税込)で、上限は22ドルです。為替手数料は1ドルあたり25銭です。NISA口座(つみたて投資枠、成長投資枠)で購入する場合、売買手数料は無料ですが、為替手数料は発生します。アプリ版もWeb版も手数料は同一です。最新の手数料は公式サイトで必ず確認してください。

Q4他社の米国株アプリとの違いは何ですか?

A4主要3社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券)の売買手数料はほぼ同じです。楽天証券(iSPEED)は楽天ポイント還元があり、楽天経済圏を利用している人にメリットがあります。マネックス証券(トレードステーション)は高機能チャートが特徴で、テクニカル分析を重視する人に適しています。SBI証券は取扱銘柄数が多く、シンプルなUI/UXで初心者にも使いやすいです。UI/UXやポイント還元、チャート機能で比較して選びましょう。

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