SBI証券の米国株アプリを選ぶべき理由
米国株投資を始めたいけれど、どのアプリを使えばいいか迷っていませんか?
SBI証券は日本最大級のネット証券で、米国株投資専用のスマホアプリを提供しています。このアプリでは、米国株のリアルタイム株価確認、注文、ポートフォリオ管理などがスマホで手軽に行えます。通勤時間や外出先でも米国市場の動きをチェックでき、タイミングを逃さず取引できるのが大きなメリットです。
この記事では、SBI証券の米国株アプリの特徴、手数料体系、主要機能、他社との比較を詳しく解説します。
この記事のポイント:
- SBI証券の米国株アプリはスマホで米国株のリアルタイム株価・注文が可能
- 売買手数料は約定代金の0.495%(上限22ドル)、NISA口座では無料
- 指値・成行・逆指値注文に対応、ウォッチリストやプッシュ通知も利用可能
- 楽天証券(iSPEED)、マネックス証券(トレードステーション)とUI/UX・手数料を比較
- アプリは公式ストア(App Store/Google Play)からダウンロード
SBI証券米国株アプリの特徴と機能
SBI証券の米国株アプリの主な特徴を確認しましょう。
(1) リアルタイム株価とチャート機能
SBI証券の米国株アプリでは、米国株のリアルタイム株価とチャートが確認できます。
リアルタイム株価の特徴:
- 遅延なしで最新の株価を表示(NASDAQ、NYSE等)
- 前日比・変動率をひと目で確認
- チャート表示(日足、週足、月足等)
米国株式市場の取引時間(日本時間23:30~6:00、夏時間は22:30~5:00)にリアルタイムで価格が更新されます。
チャート機能:
- テクニカル指標(移動平均線、ボリンジャーバンド等)の表示
- 拡大・縮小で詳細確認
- 複数銘柄の比較チャート
(出典: SBI証券「米国株アプリガイド」https://www.sbisec.co.jp/)
(2) ウォッチリストと銘柄検索
ウォッチリスト機能では、気になる銘柄を登録して価格変動を追跡できます。
ウォッチリストの使い方:
- 銘柄検索でティッカーシンボル(例: AAPL、TSLA等)を入力
- 「ウォッチリストに追加」ボタンをタップ
- ホーム画面でリスト表示され、株価変動をまとめて確認
銘柄検索:
- ティッカーシンボル、企業名で検索
- 人気銘柄ランキングから選択
- セクター別・時価総額別で絞り込み
SBI証券は米国株の取扱銘柄数が多く、主要銘柄はほぼカバーされています。
(3) プッシュ通知とアラート機能
プッシュ通知機能では、株価が指定価格に達した時や、市場の重要なニュースがあった時に自動でスマホに通知が届きます。
プッシュ通知の設定例:
- Apple株が200ドルを超えたら通知
- 保有銘柄の決算発表日に通知
- 市場が大きく変動した時に通知
アラート機能を活用することで、投資機会を逃さず、タイムリーに取引できます。
手数料体系 - 売買手数料と為替コスト
SBI証券の米国株取引にかかる手数料を確認しましょう。
(1) 米国株売買手数料(約定代金の0.495%、上限22ドル)
SBI証券の米国株売買手数料は、約定代金の0.495%(税込)です。
手数料の計算例:
- 約定代金1,000ドルの場合: 1,000ドル × 0.495% = 4.95ドル
- 約定代金5,000ドルの場合: 5,000ドル × 0.495% = 24.75ドル → 上限22ドル
- 約定代金10,000ドルの場合: 10,000ドル × 0.495% = 49.5ドル → 上限22ドル
約定代金が約4,444ドル(22ドル ÷ 0.495% = 約4,444ドル)を超えると、手数料は上限22ドルに固定されます。
最低手数料:
- なし(0.495%が下限)
(出典: SBI証券「米国株取引手数料」https://www.sbisec.co.jp/)
※手数料は2025年1月時点の情報です。最新の手数料は公式サイトで必ず確認してください。
(2) 為替手数料(1ドルあたり25銭)
米国株を購入する際、円をドルに両替する必要があります。SBI証券の為替手数料は1ドルあたり25銭です。
為替手数料の計算例:
- 1,000ドル購入の場合: 1,000ドル × 25銭 = 250円
- 5,000ドル購入の場合: 5,000ドル × 25銭 = 1,250円
為替手数料の節約方法:
- 住信SBIネット銀行の「外貨積立」を利用すると、為替手数料が1ドルあたり2銭〜6銭に軽減
- 一度にまとめてドルに両替し、為替手数料の回数を減らす
(出典: SBI証券「為替手数料」https://www.sbisec.co.jp/)
(3) NISA口座での手数料(売買手数料無料)
SBI証券では、NISA口座(つみたて投資枠、成長投資枠)で米国株を購入する場合、売買手数料が無料です。
NISA口座のメリット:
- 売買手数料0円
- 運用益・配当金が非課税
- 為替手数料は通常通り発生(1ドルあたり25銭)
NISA口座での米国株投資は、手数料と税金の両方でメリットがあります。
(出典: SBI証券「NISA米国株取引」https://www.sbisec.co.jp/)
主要機能 - 注文方法とポートフォリオ管理
SBI証券米国株アプリの主要機能を詳しく見ていきましょう。
(1) 指値注文・成行注文・逆指値注文
SBI証券米国株アプリでは、3種類の注文方法が利用できます。
指値注文:
- 買いたい価格(指値価格)を指定して発注
- 株価が指値価格以下になったら自動で約定
- 例: 「Apple株を200ドルで買いたい」→ 200ドルで指値注文
成行注文:
- 価格を指定せず、市場価格で即座に約定させる注文
- 急いで購入したい時に便利
- 注意: 価格が予想外に高い(安い)場合がある
逆指値注文:
- 指定価格以上(以下)になったら自動で発注する注文
- 損切りや利益確定に活用
- 例: 「Apple株が180ドル以下になったら売却(損切り)」→ 180ドルで逆指値売り注文
逆指値注文は、株価が急落した時に自動で損切りできるため、リスク管理に有効です。
(2) ポートフォリオ管理と損益確認
アプリでは、保有銘柄のポートフォリオをひと目で確認できます。
ポートフォリオ画面で確認できる情報:
- 保有銘柄一覧
- 現在の評価額と購入時価格
- 損益(評価損益・実現損益)
- ポートフォリオの構成比率(円グラフ表示)
損益確認:
- 評価損益: 現在の株価と購入時価格の差額
- 実現損益: 売却時の利益・損失(確定済み)
- 配当金受取額
ポートフォリオ全体の損益率を確認し、資産配分を見直すことができます。
(3) 配当金受取履歴と税金計算
SBI証券米国株アプリでは、配当金の受取履歴も確認できます。
配当金受取履歴:
- 配当金の受取日、銘柄、受取額
- 米国での源泉徴収額(10%)
- 日本での課税額(20.315%、NISA口座では非課税)
税金の扱い:
- 米国で10%源泉徴収される
- 日本でさらに20.315%課税される(NISA口座では非課税)
- 外国税額控除を利用すれば、米国での課税分を一部調整可能
配当金受取履歴を確認し、確定申告時の資料として活用できます。
他社比較 - 楽天証券・マネックス証券との違い
SBI証券の米国株アプリと他社のアプリを比較しましょう。
(1) 楽天証券(iSPEEDアプリ、楽天ポイント還元)
楽天証券の米国株アプリは「iSPEED」です。
iSPEEDの特徴:
- リアルタイム株価・チャート機能
- 楽天ポイントで米国株を購入可能
- 楽天カードでのクレカ積立でポイント還元
手数料:
- 売買手数料: 約定代金の0.495%(上限22ドル)
- 為替手数料: 1ドルあたり25銭
- NISA口座では売買手数料無料
楽天証券は、楽天経済圏(楽天市場、楽天カード等)を利用している人にメリットがあります。
(出典: 楽天証券「iSPEEDアプリ」https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/app/ispeed/)
(2) マネックス証券(トレードステーションアプリ、高機能チャート)
マネックス証券の米国株アプリは「トレードステーション」です。
トレードステーションの特徴:
- 高機能チャート(テクニカル指標が豊富)
- リアルタイム株価・ニュース配信
- 銘柄スクリーニング機能が充実
手数料:
- 売買手数料: 約定代金の0.495%(上限22ドル)
- 為替手数料: 1ドルあたり25銭(買付時無料キャンペーンあり)
- NISA口座では売買手数料無料
マネックス証券は、チャート分析を重視する投資家に適しています。
(出典: マネックス証券「トレードステーションアプリ」https://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G100/tradestation/app.html)
(3) UI/UXと手数料の比較
主要3社の米国株アプリを比較します。
比較項目 | SBI証券 | 楽天証券(iSPEED) | マネックス証券(トレードステーション) |
---|---|---|---|
売買手数料 | 0.495%(上限22ドル) | 0.495%(上限22ドル) | 0.495%(上限22ドル) |
為替手数料 | 25銭/ドル | 25銭/ドル | 25銭/ドル(買付時無料キャンペーンあり) |
NISA手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
ポイント還元 | なし | 楽天ポイント | マネックスポイント |
チャート機能 | 標準的 | 標準的 | 高機能 |
UI/UX | シンプルで使いやすい | 楽天アプリ統一デザイン | 高機能だが初心者には複雑 |
選び方の基準:
- SBI証券: 取扱銘柄数が多く、シンプルなUI/UX
- 楽天証券: 楽天経済圏を利用している人
- マネックス証券: チャート分析を重視する人
手数料は3社ともほぼ同じなので、UI/UXやポイント還元、チャート機能で選ぶと良いでしょう。
まとめ: SBI証券米国株アプリの活用法
SBI証券の米国株アプリは、スマホで米国株のリアルタイム株価確認、注文、ポートフォリオ管理が手軽にできる便利なツールです。
この記事のポイント再確認:
- SBI証券の米国株アプリはスマホで米国株のリアルタイム株価・注文が可能
- 売買手数料は約定代金の0.495%(上限22ドル)、NISA口座では無料
- 指値・成行・逆指値注文に対応、ウォッチリストやプッシュ通知も利用可能
- 楽天証券(iSPEED)、マネックス証券(トレードステーション)とUI/UX・手数料を比較
- アプリは公式ストア(App Store/Google Play)からダウンロード
SBI証券米国株アプリの活用法:
- 通勤時間や外出先で米国市場の動きをチェック
- ウォッチリストで気になる銘柄を登録し、株価変動を追跡
- プッシュ通知で投資機会を逃さず、タイムリーに取引
- ポートフォリオ画面で損益を確認し、資産配分を見直す
次のアクション:
- SBI証券の口座を開設(未開設の場合)
- 米国株アプリを公式ストアからダウンロード
- ウォッチリストに気になる銘柄を登録
- NISA口座で手数料無料の米国株投資を開始
セキュリティの注意:
- アプリは必ず公式ストア(App Store、Google Play)からダウンロード(偽アプリに注意)
- 二段階認証を設定してセキュリティを強化
- 公衆Wi-Fi利用時は取引を控える(セキュリティリスクあり)
SBI証券の米国株アプリを活用して、スマホで手軽に米国株投資を始めましょう。
※投資にはリスクが伴います。元本保証はありません。投資判断は自己責任で行ってください。手数料は2025年1月時点の情報です。最新の手数料は公式サイトで必ず確認してください。