SBI証券(sec)で米国株を始める方法|手数料・取扱銘柄・使い方ガイド

著者: Single Stock編集部公開日: 2025/11/17

SBI証券で米国株を始めたいけれど、何から始めればいい?

米国株投資に興味があるけれど、「SBI証券で始められる?」「手数料はいくら?」「どの銘柄が買える?」と疑問だらけではありませんか?日本のネット証券最大手SBI証券なら、初心者でも米国株投資を簡単に始められます。

この記事では、SBI証券での米国株投資の始め方、手数料、取扱銘柄、便利な機能まで実務的に解説します。

この記事のポイント:

  • SBI証券は米国株取扱銘柄6000超で業界最多
  • NISA口座(成長投資枠)で売買手数料無料
  • 通常手数料は0.495%(上限22米ドル)、新規口座開設後2ヶ月間無料
  • 1株から購入可能、少額投資に対応
  • 貸株サービス「カストック」で保有株から金利収入(0.01-2%)

1. SBI証券で米国株投資を始めるべき理由

まずSBI証券の強みを確認しましょう。

(1) 米国株取扱銘柄6000超で業界最多

SBI証券は米国株の取扱銘柄数が6000超で業界最多です。楽天証券、マネックス証券を上回る取扱数を誇り、大型株からIPO、小型株まで幅広く取引できます。

(2) NISA口座で売買手数料無料

新NISA口座(成長投資枠)を利用すれば、米国株の売買手数料が完全無料になります。ただし、為替スプレッドは別途発生する点に注意が必要です。

(3) 1株から購入可能・少額投資に対応

米国株は1株から購入可能です。例えば、Apple株は約$200/株(約2万円)、Microsoft株は約$400/株(約4万円)と、少額から投資できます。

2. SBI証券の米国株サービス概要

SBI証券の米国株サービスの基本情報を見ていきましょう。

(1) 取扱市場:NYSE、NASDAQ等

SBI証券では以下の市場の米国株を取引できます:

  • NYSE(ニューヨーク証券取引所)
  • NASDAQ(ナスダック)
  • AMEX(アメリカン証券取引所)

(2) 取引時間(日本時間)

米国株の取引時間は以下の通りです(日本時間):

  • 通常時間: 23:30~翌6:00(米国東部標準時間)
  • サマータイム: 22:30~翌5:00(3月第2日曜~11月第1日曜)

(3) 注文方法(成行・指値・逆指値)

SBI証券では以下の注文方法が利用できます:

  • 成行注文: 現在の市場価格で即座に取引
  • 指値注文: 希望価格を指定して取引
  • 逆指値注文: 株価が指定価格に達したら自動発注

3. 口座開設と取引開始の手順

実際の口座開設手順を見ていきましょう。

(1) SBI証券の総合口座開設

まずSBI証券の公式サイト(https://www.sbisec.co.jp/)から総合口座を開設します。本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)をオンラインで提出すれば、最短翌営業日に口座開設完了です。

(2) 外国株式取引口座の開設

総合口座開設後、米国株取引のために「外国株式取引口座」を開設します。総合口座のログイン後、外国株式取引口座開設申込を行います(無料)。

(3) 初回入金と外貨両替(外貨決済の場合)

円貨決済(日本円で米国株を購入)と外貨決済(米ドルで購入)の2種類があります。外貨決済の方が為替コストを削減できますが、米ドルを事前準備する必要があります。

4. 米国株の手数料体系(売買手数料・為替手数料)

SBI証券の手数料を見ていきましょう。

(1) 売買手数料:0.495%(上限22米ドル)

通常の売買手数料は約定代金の0.495%(税込)、上限22米ドルです。例えば、$10,000の取引なら手数料は$49.5(約5,000円)、$5,000以上の取引なら上限$22(約2,200円)です。

(2) NISA口座は売買手数料無料

NISA口座(成長投資枠)では売買手数料が完全無料になります。年間240万円まで投資でき、米国株も対象です。

(3) 為替スプレッド:片道25銭(住信SBIネット銀行経由で4銭)

円貨決済の場合、為替スプレッド(外貨両替時の買値と売値の差)が片道25銭発生します。住信SBIネット銀行経由なら4銭に削減できます。

NISA口座でも為替スプレッドは別途発生するため、完全無料ではない点に注意が必要です。

5. 取扱銘柄と便利な機能(貸株サービス等)

SBI証券の便利な機能を見ていきましょう。

(1) 大型株からIPO、小型株まで幅広く対応

取扱銘柄6000超には以下が含まれます:

  • 大型株: Apple、Microsoft、Amazon、Google等
  • ETF: S&P500、NASDAQ100等の主要指数連動型
  • IPO: 新規上場銘柄
  • 小型株: 中小型成長株

(2) 貸株サービス「カストック」(2000銘柄超、0.01-2%金利)

「カストック」は保有する米国株を貸し出し、金利収入(0.01-2%)を得られるサービスです。2000銘柄超が対象で、長期保有する銘柄を有効活用できます。

(3) 新規口座開設後2ヶ月間手数料無料キャンペーン

新規口座開設後2ヶ月間は米国株取引手数料が無料になるキャンペーンを実施中です(時期により変更の可能性あり)。

6. まとめ:SBI証券で米国株投資を始めよう

SBI証券での米国株投資の始め方を解説しました。

まとめのポイント:

  • 米国株取扱銘柄6000超で業界最多、NISA口座で売買手数料無料
  • 通常手数料0.495%(上限22米ドル)、新規口座開設後2ヶ月間無料
  • 1株から購入可能、少額投資に対応
  • 貸株サービス「カストック」で金利収入(0.01-2%)
  • 取引時間は日本時間23:30~翌6:00(通常時間)

次のアクション:

  • SBI証券公式サイトで総合口座を開設する
  • 外国株式取引口座を開設する
  • NISA口座の開設を検討する(売買手数料無料)
  • 投資したい米国株銘柄を調べる
  • 少額から実際に取引を始める

重要な注意事項:

  • NISA口座でも為替スプレッドは別途発生します。売買手数料無料≠完全無料ではない点に注意してください。
  • 米国株アプリの使い勝手に関する不満が一部あります(2024年9月アップデート失敗の経緯あり)。
  • 2024-2025年のサイト・アプリ刷新により、操作方法が変わる可能性があります。
  • 手数料・サービス内容は変更の可能性があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
  • 為替リスク:ドル建て投資のため、円高ドル安になると円換算での資産価値が減少します。
  • 投資判断は自己責任で行ってください。この記事は情報提供を目的としており、特定の投資方法を推奨するものではありません。

※この記事の情報は2025年時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

よくある質問

Q1SBI証券の米国株取扱銘柄数は?

A16000銘柄超で業界最多です。楽天証券、マネックス証券を上回る取扱数を誇ります。大型株(Apple、Microsoft等)からIPO、小型株まで幅広く取引できます。

Q2米国株の取引手数料はいくらですか?

A2通常0.495%(税込)、上限22米ドルです。NISA口座(成長投資枠)では売買手数料が完全無料になります。ただし、為替スプレッドは別途発生します。

Q3NISA口座で米国株は買えますか?

A3はい、成長投資枠で購入可能です。売買手数料無料ですが、為替スプレッド(片道25銭、住信SBIネット銀行経由で4銭)は別途発生します。

Q4外貨決済と円貨決済はどちらがいいですか?

A4外貨決済の方が為替コストを削減できます。ただし米ドルを事前準備する必要があります。円貨決済は証券会社が自動で外貨両替しますが、為替スプレッドが発生します。

Q5カストック(貸株サービス)とは何ですか?

A5保有する米国株2000銘柄超を貸し出し、0.01-2%の金利収入を得られるSBI証券のサービスです。長期保有する銘柄を有効活用できます。

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Single Stock編集部

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