0. この記事でわかること
本記事では、インビテーション・ホームズ(INVH)について以下の情報を提供します:
- なぜ注目されているのか: 米国最大級の戸建て賃貸住宅REITとして、住宅購入の困難化(高金利・高価格)により賃貸需要が構造的に増加しています。開発者融資プログラム新設、Build-to-Rentパートナーシップ、スマートホーム技術導入(約80%の物件)により成長を加速しています
- 事業内容と成長戦略: 約8万戸の戸建て賃貸住宅を全米主要都市圏で所有・運営し、垂直統合型賃貸事業モデルと規模の経済性により、個人家主に対する競争優位を確立しています。インフレ環境下での賃料上昇が追い風です
- 競合との差別化: American Homes 4 Rent、Progress Residential、個人家主が主要競合。約8万戸の規模、プロフェッショナル管理、スマートホーム技術80%導入が強みです
- 財務・配当の実績: 2025年Q1は売上6.74億ドル(前年比4.4%増)、純利益1.66億ドル(16.4%増)と好調。REIT形式のため課税所得の90%以上を配当する義務があり、比較的高配当です。同一物件NOI 3.7%成長、入居率97.7%を維持しています
- リスク要因: 金利上昇によるREIT評価圧縮と借入コスト増加、BTR(Build-to-Rent)セクター成長による賃貸供給過剰、リーシングスプレッド低下(季節ピークから約300bp低下)、入居率弱含み兆候が懸念材料です
1. なぜインビテーション・ホームズ(INVH)が注目されているのか
インビテーション・ホームズは、米国最大級の戸建て賃貸住宅REITです。約8万戸の戸建て賃貸住宅を全米主要都市圏で所有・運営しています。住宅購入のaffordability(購入可能性)低下により、賃貸市場が拡大しています。REIT形式のため、課税所得の90%以上を配当する義務があり、配当利回りは比較的高いです。プロフェッショナルな管理体制と規模の経済性により、個人家主に対する競争優位を確立しています。インフレ環境下での賃料上昇が追い風となっています。
(1) 成長戦略の3つのポイント
インビテーション・ホームズは、以下の3つの成長戦略を推進しています:
- 開発者向け融資プログラム: 2025年6月に開始し、ヒューストンの156戸コミュニティに$33M融資を実施しました。プログラム規模は約$1Bを目標とし、中期的にEPSを約7セント(3.5%)押し上げ、将来の物件取得機会も創出します。開発者に融資を提供することで、Build-to-Rent(BTR)物件のパイプラインを確保し、収益を多角化する戦略です
- 戦略的物件取得: 2025年通年で$500-700Mの自己所有物件取得を計画しています。Q2 2025では1,040戸(約$350M)を取得し、うち939戸(約$316M)が自己所有、101戸(約$34M)が合弁事業です。ダラス、デンバー、ナッシュビルなど成長市場に300戸超の新築戸建を$100M投資しています
- 第三者管理サービス拡大: 2024年1月開始の第三者向け資産管理プラットフォームを拡張しています。自己資本を投じずに資産ベースと手数料収入を増やし、運営ノウハウを収益化する多角化戦略です
(2) 注目テーマ(Build-to-Rentパートナーシップ、スマートホーム技術、開発者融資)
投資家が注目するテーマとして、以下の3点が挙げられます:
- Build-to-Rent(BTR)パートナーシップ(新築戸建賃貸市場への参入): 賃貸目的で建設される戸建住宅への投資を拡大しています。開発者融資プログラムにより、BTR物件のパイプラインを確保しています
- スマートホーム技術(約80%の物件に導入、遠隔操作ロック・サーモスタット等): 約80%の物件にスマートホーム技術を導入し、入居者の利便性を向上させています。遠隔操作ロック、サーモスタット等により、入居者満足度を高め、定着率を向上させています
- 開発者融資(Developer Lending Program、物件パイプライン確保と収益多角化): 開発者に融資を提供することで、BTR物件のパイプラインを確保し、中期的にEPS約7セント(3.5%)の押し上げを見込んでいます
(3) 投資家の関心・懸念点
投資家の関心は、住宅購入困難化による賃貸需要の構造的増加にあります。2025年Q1は売上$674M(前年比4.4%増)、純利益$166M(16.4%増、1株$0.27)、同一物件NOI 3.7%成長と好調な業績を報告しました。平均月額賃料3.1%増、入居率97.7%(前年比-60bp)を維持しています。
FY2025ガイダンスは、Core FFO $1.88-1.94/株、AFFO $1.58-1.64/株、同一物件売上成長1.75-3.25%、NOI成長1.0-3.0%です。アナリスト評価は「Moderate Buy」(Strong Buy 10、Moderate Buy 1、Hold 12)で、平均目標株価$37.59(現在価格から22.6%上昇余地)です。入居率96%超、賃料更新率4.7%、ProCare保守プログラムで入居者満足度を維持しています。
一方で、懸念点としては、金利上昇リスクがあります。2023年後半に5.5%でピークだったFed金利が2024年初に4.8%へ低下しましたが、再利上げがあればREITバリュエーション圧縮の懸念があります。借入コスト上昇で純利益が圧迫されます。また、賃貸供給過剰と競争激化のリスクもあります。BTR(Build-to-Rent)セクターの急成長により主要市場で賃貸ユニット供給が増加しています。リーシングスプレッドが季節ピークから約300bp低下し、入居率も弱含み兆候があります。競合他社も物件取得を加速し、賃料とマージンに圧力がかかっています。
2. インビテーション・ホームズの事業内容・成長戦略
(1) 主力事業(約8万戸の戸建賃貸住宅所有・運営)
インビテーション・ホームズの主力事業は、約8万戸(2024年7月時点で約84,000戸)の戸建て賃貸住宅を16市場で所有・運営することです。垂直統合型の戸建賃貸事業モデルを採用し、物件取得、修繕、維持管理、賃貸運営まで一貫して自社で実施しています。入居率97.7%を維持し、入居者定着とスマートホーム技術(約80%導入)で差別化しています。
主要市場は、ダラス、デンバー、ナッシュビル、フェニックス、アトランタ、タンパなどの成長都市圏です。これらの市場は、人口増加と雇用創出により、住宅需要が堅調です。
(2) セクター・業種の説明(不動産:住宅REIT)
インビテーション・ホームズは、不動産セクター(Real Estate)の住宅REIT業種(Residential REITs)に分類されます。REIT(Real Estate Investment Trust:不動産投資信託)は、不動産を保有・運営し、収益の大部分を配当として分配する投資法人です。REIT形式のため、課税所得の90%以上を配当する義務があります。
住宅REITは、集合住宅(アパート)REITと戸建賃貸REITに分かれます。インビテーション・ホームズは戸建賃貸REITで、一戸建て住宅を賃貸運営します。集合住宅REITとは異なる市場特性があります。
(3) ビジネスモデルの特徴(垂直統合型賃貸事業と規模の経済性)
インビテーション・ホームズのビジネスモデルの特徴は、以下の2点です:
- 垂直統合型賃貸事業: 物件取得、修繕、維持管理、賃貸運営まで一貫して自社で実施することで、品質管理とコスト効率を実現しています。個人家主に比べて、プロフェッショナルな管理体制が強みです
- 規模の経済性: 約8万戸の規模により、物件取得、修繕、保守の単価を引き下げることができます。スマートホーム技術の導入により、遠隔操作で効率的な管理を実現しています
3. 競合との差別化
(1) 主要競合企業(American Homes 4 Rent、Progress Residential、個人家主)
主要競合企業として、以下が挙げられます:
- American Homes 4 Rent(AMH): 米国第2位の戸建賃貸REITで、約6万戸を所有しています。インビテーション・ホームズと同様のビジネスモデルを採用しています
- Progress Residential: 大手賃貸管理会社で、約9万戸の戸建賃貸住宅を管理しています。REITではなく、私企業として運営されています
- 個人家主: 戸建賃貸市場の大部分は個人家主が所有しており、プロフェッショナルな管理会社との競争が激化しています
(2) 競合優位性(約8万戸の規模、プロフェッショナル管理、スマートホーム技術80%導入)
インビテーション・ホームズの競合優位性は、以下の点にあります:
- 約8万戸の規模: 米国最大級の戸建賃貸REITとして、規模の経済性を活用しています。物件取得、修繕、保守の単価を引き下げることができます
- プロフェッショナル管理: 垂直統合型の事業モデルにより、品質管理とコスト効率を実現しています。個人家主に比べて、安定した賃貸運営が可能です
- スマートホーム技術80%導入: 約80%の物件にスマートホーム技術を導入し、遠隔操作ロック、サーモスタット等により入居者満足度を高めています。ProCare保守プログラムで入居者定着率4.7%、入居率96%超を維持しています
(3) 市場でのポジショニング(米国最大級の戸建賃貸REIT)
インビテーション・ホームズは、米国最大級の戸建賃貸REITとして位置付けられています。約8万戸の規模とプロフェッショナル管理、スマートホーム技術導入により、個人家主に対する競争優位を確立しています。住宅購入困難化により、賃貸需要が構造的に増加しており、長期的な成長が期待されます。
4. 財務・配当の実績
(1) 売上高・利益の推移(Q1 2025は売上6.74億ドル・純利益1.66億ドル)
2025年Q1(2025年1-3月期)の決算では、以下のハイライトが報告されました:
- 売上高: $674M(前年比4.4%増)で、賃料上昇と物件取得により成長しました
- 純利益: $166M(16.4%増、1株$0.27)で、収益性が向上しました
- 同一物件NOI: 3.7%成長(売上2.5%増、費用横ばい)で、既存物件の収益性が改善しました
- 平均月額賃料: 3.1%増で、インフレ環境下での賃料上昇が続いています
- 入居率: 97.7%(前年比-60bp)で、高水準を維持していますが、やや弱含みです
FY2025のガイダンスは、Core FFO $1.88-1.94/株、AFFO $1.58-1.64/株、同一物件売上成長1.75-3.25%、NOI成長1.0-3.0%です。
(出典: Invitation Homes Inc. Q1 2025 Earnings Report, 2025年4月)
(2) 配当履歴(REIT義務により課税所得の90%以上を配当、比較的高配当)
インビテーション・ホームズは、REIT形式のため、課税所得の90%以上を配当する義務があります。比較的高配当で、安定配当が期待できます(具体的な配当利回りは最新データを参照)。REITは配当課税が複雑で、外国税額控除の適用により二重課税を軽減できます。
配当を重視する投資家にとって、REITは魅力的な投資対象です。ただし、金利上昇により配当利回りの相対的な魅力が低下するリスクがあります。
(3) 財務健全性(同一物件NOI 3.7%成長、入居率97.7%維持)
財務健全性の指標として、以下の点が挙げられます:
- 同一物件NOI 3.7%成長: 既存物件の純営業利益が3.7%成長しており、収益性が改善しています
- 入居率97.7%維持: 高水準の入居率を維持しており、賃料収入の安定性が高いです
- 賃料更新率4.7%: ProCare保守プログラムにより、入居者満足度を高め、定着率を向上させています
(出典: Invitation Homes Inc. Q1 2025 Earnings Report, 2025年4月)
※2025年10月時点のデータです。最新情報はInvitation Homes Inc.公式IRページをご確認ください。
5. リスク要因
(1) 事業リスク(賃貸供給過剰、BTRセクター成長による競争激化、リーシングスプレッド低下)
事業リスクとして、以下の点が挙げられます:
- 賃貸供給過剰: BTR(Build-to-Rent)セクターの急成長により、主要市場で賃貸ユニット供給が増加しています。供給過剰により、賃料とマージンに圧力がかかるリスクがあります
- BTRセクター成長による競争激化: 競合他社も物件取得を加速しており、競争が激化しています。American Homes 4 Rent、Progress Residentialなどの大手との競争に注意が必要です
- リーシングスプレッド低下: リーシングスプレッド(新規賃料と退去時賃料の差)が季節ピークから約300bp低下しており、賃料上昇圧力が弱まっています
- 入居率弱含み兆候: 入居率97.7%(前年比-60bp)と高水準を維持していますが、やや弱含みです。供給過剰により、入居率が低下するリスクがあります
(2) 市場環境リスク(金利上昇によるREIT評価圧縮、借入コスト増加、住宅市場変動)
市場環境リスクとして、以下の点が挙げられます:
- 金利上昇によるREIT評価圧縮: REITは金利上昇に弱く、金利上昇によりREITのバリュエーション(株価評価)が圧縮されるリスクがあります。2023年後半に5.5%でピークだったFed金利が2024年初に4.8%へ低下しましたが、再利上げがあれば株価が下落する可能性があります
- 借入コスト増加: 金利上昇により、借入コスト(借入金利)が増加し、純利益が圧迫されます。REITは物件取得に借入を活用するため、金利動向に敏感です
- 住宅市場変動: 住宅価格の変動により、物件の資産価値が変動します。不動産市況の悪化により、物件価値が下落するリスクがあります
- 為替変動: 日本人投資家にとって、円高・円安の為替変動により円ベースの配当受取額が影響を受けます。為替手数料も証券会社により異なるため(1ドルあたり0~25銭程度)、コストを考慮する必要があります
(3) 規制・競争リスク(REIT規制変更、個人家主との競争)
規制・競争リスクとして、以下の点が挙げられます:
- REIT規制変更: REIT税制の変更により、配当義務や税制優遇が変更されるリスクがあります。米国の税制改革により、REITの税制優遇が縮小される可能性があります
- 個人家主との競争: 戸建賃貸市場の大部分は個人家主が所有しており、個人家主との競争が激化しています。個人家主は低コストで運営できるため、賃料競争に注意が必要です
- 賃貸規制: 地方自治体による賃料規制(レントコントロール)が導入されると、賃料上昇が制限されるリスクがあります
6. まとめ:投資判断のポイント
(1) この銘柄の強み(米国最大級規模、入居率97.7%維持、開発者融資プログラム新設)
インビテーション・ホームズの強みとして、以下の3点が挙げられます:
- 米国最大級の規模: 約8万戸の戸建て賃貸住宅を所有し、規模の経済性を活用しています。物件取得、修繕、保守の単価を引き下げることができます
- 入居率97.7%維持: 高水準の入居率を維持しており、賃料収入の安定性が高いです。ProCare保守プログラムにより、入居者満足度を高め、定着率4.7%を維持しています
- 開発者融資プログラム新設: 2025年6月に開始した開発者融資プログラム(約$1B規模目標)により、中期的にEPS約7セント(3.5%)の押し上げを見込んでいます。BTR物件のパイプラインを確保し、収益を多角化しています
(2) リスク要因(金利上昇、供給過剰、入居率弱含み兆候)
リスク要因として、以下の2点を再掲します:
- 金利上昇: REITは金利上昇に弱く、金利上昇によりREITバリュエーションが圧縮されるリスクがあります。借入コスト増加により、純利益が圧迫されます
- 供給過剰と入居率弱含み兆候: BTRセクターの急成長により、主要市場で賃貸ユニット供給が増加しています。リーシングスプレッドが季節ピークから約300bp低下し、入居率も前年比-60bpとやや弱含みです
(3) 向いている投資家(不動産セクター分散投資、インフレヘッジ、安定配当志向の投資家)
インビテーション・ホームズは、以下のような投資家に向いています:
- 不動産セクターへの分散投資を求める投資家: 直接の物件所有はリスクが高いが、REITを通じて不動産セクターへの投資を検討している方
- インフレヘッジを求める投資家: インフレ環境下での賃料上昇により、インフレヘッジとして期待できる方
- 安定配当を重視する投資家: REIT形式のため課税所得の90%以上を配当する義務があり、比較的高配当を期待できる方
免責事項: 本記事は情報提供を目的としており、個別銘柄の推奨ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
Q: インビテーション・ホームズの配当利回りは?
A: 比較的高配当です(具体的な数値は最新データを参照、2025年10月時点)。REIT形式のため課税所得の90%以上を配当する義務があり、安定配当が期待できます。REITは配当課税が複雑で、米国で10%源泉徴収された後、日本で20.315%課税されます(二重課税)。外国税額控除を適用することで、米国での源泉徴収分を日本の所得税・住民税から差し引くことができます。確定申告が必要です。NISA口座では外国税額控除が適用されないため、米国での10%源泉徴収は還付不可です。
Q: インビテーション・ホームズの主な競合は?
A: American Homes 4 Rent(AMH、米国第2位の戸建賃貸REIT、約6万戸を所有)、Progress Residential(大手賃貸管理会社、約9万戸を管理、REITではなく私企業)、個人家主(戸建賃貸市場の大部分を所有)などが主要競合です。インビテーション・ホームズは約8万戸の規模(米国最大級)、プロフェッショナル管理(垂直統合型事業モデル)、スマートホーム技術80%導入(遠隔操作ロック・サーモスタット等で入居者満足度向上)で差別化しています。ProCare保守プログラムで入居者定着率4.7%、入居率96%超を維持しています。詳細は本文「3. 競合との差別化」を参照してください。
Q: インビテーション・ホームズのリスク要因は?
A: 主なリスク要因は、金利上昇によるREIT評価圧縮と借入コスト増加(2023年後半Fed金利5.5%ピークから2024年初4.8%へ低下も再利上げリスク)、BTRセクター成長による賃貸供給過剰(主要市場で賃貸ユニット供給増加)、リーシングスプレッド低下(季節ピークから約300bp低下)、入居率弱含み兆候(前年比-60bp、97.7%維持も弱含み)、住宅市場変動(不動産市況悪化により物件価値下落)、為替変動、REIT規制変更、個人家主との競争、賃貸規制(レントコントロール)導入リスクです。詳細は本文「5. リスク要因」を参照してください。
Q: インビテーション・ホームズは長期投資に向いている?
A: 不動産セクターへの分散投資、インフレヘッジ、安定配当を求める投資家に向いています。FY2025ガイダンスは同一物件売上成長1.75-3.25%、NOI成長1.0-3.0%で、アナリスト評価は「Moderate Buy」(Strong Buy 10、Moderate Buy 1、Hold 12)、平均目標株価$37.59(現在価格から22.6%上昇余地)です。米国最大級の規模(約8万戸)、入居率97.7%維持、開発者融資プログラム新設(約$1B規模目標、中期的にEPS約7セント(3.5%)押し上げ)が強みです。ただし金利動向(REITは金利上昇に弱い)と供給過剰リスク(BTRセクター成長により賃料とマージンに圧力)に注意が必要です。投資判断はご自身の責任で行ってください。詳細は本文「6. まとめ:投資判断のポイント」を参照してください。
Q: インビテーション・ホームズの成長戦略は?
A: 以下の3つの成長戦略を推進しています。(1) 開発者向け融資プログラムとして、2025年6月に開始し、ヒューストンの156戸コミュニティに$33M融資を実施。プログラム規模は約$1Bを目標とし、中期的にEPSを約7セント(3.5%)押し上げ、将来の物件取得機会も創出します。(2) 戦略的物件取得として、2025年通年で$500-700Mの自己所有物件取得を計画。Q2 2025では1,040戸(約$350M)を取得し、ダラス、デンバー、ナッシュビルなど成長市場に300戸超の新築戸建を$100M投資しています。(3) 第三者管理サービス拡大として、2024年1月開始の第三者向け資産管理プラットフォームを拡張。自己資本を投じずに資産ベースと手数料収入を増やし、運営ノウハウを収益化する多角化戦略です。詳細は本文「2. インビテーション・ホームズの事業内容・成長戦略」を参照してください。