S&P500

ゴールドマン・サックス・グループ (GS)

Goldman Sachs Group Inc

0. この記事でわかること

本記事では、ゴールドマン・サックス・グループ(GS)について以下の情報を提供します:

  • なぜ注目されているのか: Capital Solutions Group(2025年1月新設)でプライベートクレジット等の新興資産クラスを統合、One Goldman Sachs 3.0(AI活用型)で業務プロセスを自動化し効率化を推進。投資銀行手数料が26.6億ドル(42%増)と急成長し、M&A市場の活況を取り込んでいます。
  • 事業内容と成長戦略: Global Banking & Markets(投資銀行・証券)とAsset & Wealth Management(資産運用・プライベートバンキング)の2本柱。オルタナティブ投資を拡大し、2024年に700億ドル超の資金調達を達成。
  • 競合との差別化: JPモルガン・モルガン・スタンレー等と競合するが、M&A助言と資本市場取引で世界トップクラスの地位を確立。ブランド力・人材・グローバルネットワークで競合優位性を維持。
  • 財務・配当の実績: 2024年通期の売上高535億ドル(16%増)、EPS 40.54ドル(77%増)、株主総リターン52%を達成。配当利回りは約2%程度で安定配当を継続。2025年Q3は過去最高の四半期売上を記録。
  • リスク要因: バリュエーション懸念(機械学習モデルで16%割高と試算)、市場ショックリスク(成長・金利・ドル安の3つのベアシナリオ)、関税政策による社債スプレッド拡大が主な懸念点。

1. なぜゴールドマン・サックス・グループ(GS)が注目されているのか

(1) 成長戦略の3つのポイント

ゴールドマン・サックスは、以下3つの戦略で成長を加速しています:

  1. Capital Solutions Group(2025年1月新設)でプライベートクレジット等の新興資産クラスを統合: ファイナンス・組成・ストラクチャリング・リスク管理の包括的ソリューションを提供し、成長著しいプライベートクレジット市場の中核に位置。機関投資家・企業・富裕層向けに高度な金融商品を提供しています。

  2. One Goldman Sachs 3.0(AI活用型)で業務プロセスを自動化し効率化を推進: 中核事業のGlobal Banking & MarketsとAsset & Wealth Managementに経営資源を集中。AI活用により業務を自動化し、スケール拡大と成長余地の創出を図っています。

  3. オルタナティブ投資の拡大(2024年に700億ドル超の資金調達達成): Management/Private banking net revenuesが2019年から年率12%成長。高単位成長を続け、今後も年率高単位成長で拡大する計画です。2025年も700億ドル水準の資金調達を維持予定です。

(2) 注目テーマ(プライベートクレジット・AI活用・投資銀行手数料回復)

投資家が注目するテーマは以下の通りです:

  • プライベートクレジット(Capital Solutions Groupの中核): 銀行融資に代わる企業向け直接融資として成長市場を形成。ゴールドマンは2025年1月にCapital Solutions Groupを新設し、プライベートクレジット・ストラクチャード商品等を統合して包括的ソリューションを提供しています。
  • AI活用型オペレーション(One GS 3.0): 業務プロセスを自動化し、効率化とスケール拡大を推進。AI活用によりコスト削減と収益性向上を同時に実現する戦略です。
  • 投資銀行手数料の回復(M&A市場の活況): 2025年Q3の投資銀行手数料は26.6億ドル(42%増)と急成長。3年ぶり高水準のバックログで、2026年のM&A環境に楽観的です。

(3) 投資家の関心・懸念点

関心点:

  • 2024年通期で売上高535億ドル(16%増)・EPS 40.54ドル(77%増)・株主総リターン52%を達成
  • 2025年Q3は売上高151.8億ドル・純利益41億ドル・EPS 12.25ドル(前年比+46%)・ROE 14.2%と過去最高の四半期売上を記録
  • バックログが3年ぶり高水準で2026年のM&A環境強化と規制緩和を楽観視

懸念点:

  • 機械学習モデルで有形簿価成長率9.3%予測も、現在のバリュエーションは16%割高と試算され、BUYからHOLDへ格下げの動き
  • 3つの市場ショックリスク:成長ショック(失業率上昇・AI期待外れ)、金利ショック(FRB政策変更)、ドル安ショック(10%下落で外国投資家離れ)
  • 関税政策による社債スプレッド拡大と短期的景気低迷容認姿勢で、貿易戦争・債券市場問題への投資家懸念が顕在化

2. ゴールドマン・サックス・グループの事業内容・成長戦略

(1) 主力事業(Global Banking & Markets・Asset & Wealth Management)

ゴールドマン・サックスの2つの主力事業は以下の通りです:

  1. Global Banking & Markets: 投資銀行(M&A助言・株式/債券引受)と証券取引(株式部門・FICC)を統合した事業。純収益の約6割を占め、税引前利益の約9割を生み出す中核事業です。2025年Q3の投資銀行手数料は26.6億ドル(42%増)と急成長しています。

  2. Asset & Wealth Management: 機関投資家・富裕層向けの資産運用とプライベートバンキング。純収益の約3割を占めます。Management/Private banking net revenuesが2019年から年率12%成長し、オルタナティブ投資(プライベートクレジット・不動産・インフラ等)を拡大しています。

  3. Platform Solutions: リテールバンキング(Marcus)やクレジットカード事業。純収益の約5%と小規模で、近年は縮小・売却が相次いでいます。法人向け業務に特化する戦略の一環として、個人向け事業から撤退しています。

(2) セクター・業種の説明(Financials - Capital Markets)

ゴールドマン・サックスはFinancials(金融)セクターCapital Markets(資本市場)業種に分類されます。M&A助言・株式/債券引受・資本市場取引を主力とし、景気感応度が高いビジネスモデルです。M&A市場の活況や金利上昇局面で収益が改善し、景気後退時には大きく減少するリスクがあります。

(3) ビジネスモデルの特徴(投資銀行・証券・資産運用)

ゴールドマン・サックスのビジネスモデルには以下の特徴があります:

  • 投資銀行業務(M&A助言・引受): 世界トップクラスのM&A助言と株式/債券引受で高収益を確保。企業の資金調達や買収・合併を支援し、取引額に応じた手数料を得ています。
  • 証券取引(株式部門・FICC): 顧客向けトレーディングと自己勘定取引で収益を創出。市場変動に応じた機動的な取引により、高いリターンを追求しています。
  • 資産運用(オルタナティブ投資): プライベートクレジット・不動産・インフラ等のオルタナティブ投資で高い運用報酬を獲得。2024年に700億ドル超の資金調達を達成しました。
  • グローバルネットワーク: 北米・欧州・アジア太平洋地域で事業を展開し、世界中の企業・機関投資家・富裕層にサービスを提供しています。

3. 競合との差別化

(1) 主要競合企業(JPモルガン・モルガン・スタンレー・バンク・オブ・アメリカ等)

ゴールドマン・サックスの主要競合企業は以下の通りです:

  1. JPモルガン・チェース: 投資銀行・商業銀行・資産運用を統合した総合金融機関。M&A助言と株式/債券引受で首位を争う最大のライバルです。

  2. モルガン・スタンレー: 投資銀行・証券・資産運用を主力とし、ゴールドマンと事業構成が類似。ウェルスマネジメントに強みを持ちます。

  3. バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ: 商業銀行とメリルリンチの投資銀行部門を統合。顧客基盤の広さに強みを持ちますが、M&A助言ではゴールドマンに劣ります。

  4. シティグループ: 総合金融機関で投資銀行業務も展開。グローバルネットワークに強みを持ちますが、収益性ではゴールドマンが優位です。

(2) 競合優位性(ブランド力・人材・グローバルネットワーク)

ゴールドマン・サックスの競合優位性は以下の点にあります:

  • ブランド力と人材: ウォール街トップの投資銀行として圧倒的なブランド力を誇り、世界中の優秀な人材を惹きつけています。CEOやCFOなど経営幹部の多くがゴールドマン出身で、人脈とノウハウで競合を凌駕しています。
  • M&A助言と資本市場取引での専門性: 大型M&A案件や複雑な資本市場取引で世界トップクラスの実績を持ち、顧客からの信頼が厚い。3年ぶり高水準のバックログで2026年のM&A環境を楽観視しています。
  • オルタナティブ投資の拡大: プライベートクレジット・不動産・インフラ等で2024年に700億ドル超の資金調達を達成。高い運用報酬により収益基盤を多角化しています。
  • One Goldman Sachs 3.0(AI活用): AI活用により業務を自動化し、効率化とスケール拡大を推進。技術投資で競合に先行しています。

(3) 市場でのポジショニング(世界トップクラスの投資銀行)

ゴールドマン・サックスは、JPモルガンと並ぶ「世界トップクラスの投資銀行」として位置づけられます。M&A助言と資本市場取引で首位を争い、オルタナティブ投資でも存在感を高めています。法人向け業務に特化し、税引前利益の約9割をGlobal Banking & Marketsが占める収益構造で、高収益・高ROEを実現しています。

4. 財務・配当の実績

(1) 売上高・利益の推移(2024年通期・2025年Q3実績)

ゴールドマン・サックスの過去5年間の財務実績は以下の通りです:

年度 売上高(億ドル) 前年比成長率 純利益(億ドル) EPS(ドル) ROE
2020 445.6 +22.0% 92.6 25.35 11.1%
2021 592.7 +33.0% 213.5 59.45 23.0%
2022 476.4 -19.6% 110.5 30.03 10.8%
2023 461.5 -3.1% 87.5 24.99 8.5%
2024 535.0 +16.0% 142.8 40.54 13.8%

(出典: The Goldman Sachs Group, Inc. 10-K 2024, SEC EDGAR)

2024年通期の売上高は535億ドル(16%増)、純利益142.8億ドル、EPS 40.54ドル(77%増)と大幅改善。2025年Q3は売上高151.8億ドル・純利益41億ドル・EPS 12.25ドル(前年比8.40ドルから上昇)・ROE 14.2%と過去最高の四半期売上を記録しました。投資銀行手数料が26.6億ドル(42%増)と急成長し、株式部門・FICC共に好調です。

(2) 配当履歴(配当利回り約2%・安定配当)

ゴールドマン・サックスの配当履歴は以下の通りです:

  • 配当利回り: 約2%程度(2025年10月時点)
  • 配当性向: 約20-30%(純利益基準)
  • 連続増配年数: 安定配当を継続していますが、景気敏感性が高いため増配ペースは変動的

配当と自社株買いの両方で株主還元を行っており、2024年の株主総リターンは52%を達成しました。今後も投資銀行手数料の回復とオルタナティブ投資の拡大により、株主還元を拡大する方針です。

(3) 財務健全性(ROE 14.2%・過去最高の四半期売上)

ゴールドマン・サックスの財務健全性は以下の通りです:

  • 自己資本比率: 約10-12%(2024年末時点、銀行持株会社として規制水準を維持)
  • ROE: 2025年Q3に14.2%を達成し、高い資本効率を実現
  • 有形簿価成長率: 機械学習モデルで9.3%成長を予測

2008年金融危機時に商業銀行持株会社に転換し、FRBの監督下で規制資本要件を遵守しています。高いROEと有形簿価成長率により、長期的な株主価値の向上を図っています。

5. リスク要因

(1) 事業リスク(景気敏感性・M&A市場の変動)

ゴールドマン・サックスの主な事業リスクは以下の通りです:

  • 景気敏感性: 投資銀行業務は景気に連動するため、景気後退時にはM&A取引や資本市場取引が大きく減少します。2022-2023年は金利上昇とM&A市場の低迷で減収減益となりました。
  • M&A市場の変動: 2025年のM&A取引額は前年比29%増と回復していますが、2026年以降の持続性は不透明です。規制緩和や経済成長が鈍化すれば、バックログが消化されずに収益が減少するリスクがあります。
  • 競争激化: JPモルガン・モルガン・スタンレー等との競争が激化しており、手数料率の低下や市場シェアの喪失が懸念されます。

(2) 市場環境リスク(バリュエーション高水準・市場ショック・関税政策)

  • バリュエーション高水準: 機械学習モデルで有形簿価成長率9.3%予測も、現在のバリュエーションは16%割高と試算されています。Morgan StanleyやBarclaysがBUYからHOLDへ格下げし、株価上値余地が限定的との見方があります。
  • 市場ショックリスク: 成長ショック(失業率上昇・AI期待外れ)、金利ショック(FRB政策変更)、ドル安ショック(10%下落で外国投資家離れ)の3つのベアシナリオが懸念されています。
  • 関税政策による社債スプレッド拡大: 関税政策のリスクと短期的景気低迷容認姿勢で米社債クレジットスプレッド拡大を予測。貿易戦争・債券市場問題・米国債持続可能性への投資家懸念が顕在化しています。
  • 為替リスク: 国際業務比率が高いため、為替レートの変動が円換算の投資成果に影響します。ドル高・円安時には円換算の配当収入が増加し、ドル安・円高時には減少します。

(3) 規制・競争リスク(金融規制・競争激化)

  • 金融規制の強化: 2008年金融危機後に商業銀行持株会社に転換し、FRBの監督下で厳格な規制資本要件を遵守しています。規制強化により自己資本比率の引き上げや業務制約が課される可能性があります。
  • 自己勘定取引の制限: ボルカールールにより自己勘定取引が制限され、高リスク・高リターンの取引が制約されています。規制緩和の動きもありますが、不確実性が残ります。
  • レピュテーションリスク: 投資銀行業務は顧客の信頼が不可欠で、不祥事や訴訟によりレピュテーションが毀損するリスクがあります。過去にも罰金支払いや和解金の負担が発生しています。

6. まとめ:投資判断のポイント

(1) この銘柄の強み(投資銀行業務の優位性・高収益力)

  1. 世界トップクラスの投資銀行業務: M&A助言と資本市場取引で圧倒的なブランド力と実績を持ち、3年ぶり高水準のバックログで2026年のM&A環境を楽観視。投資銀行手数料が26.6億ドル(42%増)と急成長しています。

  2. オルタナティブ投資の拡大と高収益力: プライベートクレジット・不動産・インフラ等で2024年に700億ドル超の資金調達を達成。ROE 14.2%と高い資本効率を実現しています。

  3. AI活用による効率化(One Goldman Sachs 3.0): 業務プロセスを自動化し、効率化とスケール拡大を推進。技術投資で競合に先行し、成長余地を創出しています。

(2) リスク要因(再掲)

  1. 景気敏感性とM&A市場の変動: 景気後退時にはM&A取引や資本市場取引が大きく減少し、収益が大幅に悪化するリスクがあります。

  2. バリュエーション高水準と市場ショックリスク: 機械学習モデルで16%割高と試算され、成長・金利・ドル安の3つのベアシナリオが懸念されています。

(3) 向いている投資家

  1. M&A市場の活況と規制緩和に期待する投資家: 2025-2026年のM&A取引増加と規制緩和により、投資銀行手数料の回復が期待されます。

  2. 高ROEと株主還元を評価する投資家: ROE 14.2%と高い資本効率を実現し、配当と自社株買いで株主還元を拡大しています。

  3. 景気敏感性を理解しリスク許容度の高い投資家: 景気後退リスクとバリュエーション高水準を理解した上で、長期的な成長を見据えて保有できる投資家に適しています。

※本記事は情報提供を目的としており、特定銘柄の推奨ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。最新の財務データや投資リスクについては、The Goldman Sachs Group, Inc.公式IRページ(https://www.goldmansachs.com/investor-relations)およびSEC EDGAR(https://www.sec.gov/edgar)で10-K・10-Qをご確認ください。

※2025年10月時点のデータです。税率・為替レート等は変動する可能性がありますので、投資前に国税庁や証券会社の最新情報をご確認ください。

Q: ゴールドマン・サックス・グループの配当利回りは?

A: 2025年10月時点で約2%程度です。安定配当を維持しており、自社株買いと配当の両方で株主還元を行っています。2024年の株主総リターンは52%を達成しました。過去の配当履歴と合わせて、The Goldman Sachs Group, Inc.公式IRページで最新の配当情報をご確認ください。

Q: ゴールドマン・サックス・グループの主な競合は?

A: JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレー、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチなどが主要競合です。ゴールドマンはM&A助言と資本市場取引で特に強みを持ち、ブランド力・人材・グローバルネットワークで競合優位性を発揮しています。競合との差別化ポイントは本文の「競合との差別化」セクションを参照してください。

Q: ゴールドマン・サックス・グループのリスク要因は?

A: 景気敏感性、M&A市場の変動、バリュエーション高水準(機械学習モデルで16%割高)、市場ショック(成長・金利・ドル安)、関税政策による社債スプレッド拡大などが主なリスクです。また、金融規制の強化やレピュテーションリスクも注視が必要です。詳細は本文のリスク要因セクションを参照してください。

Q: ゴールドマン・サックス・グループは長期投資に向いている?

A: M&A市場の活況や規制緩和という長期トレンドの恩恵を受けやすく、ブランド力と人材で競争優位性を維持していますが、景気敏感性が高いためリスク許容度の高い投資家に向いています。バリュエーション高水準を理解した上で、投資銀行手数料の回復とオルタナティブ投資の拡大を見据えて長期保有できる投資家に適しています。投資判断はご自身の責任で行ってください。

よくある質問

Q1ゴールドマン・サックス・グループの配当利回りは?

A12025年10月時点で約2%程度です。安定配当を維持しており、自社株買いと配当の両方で株主還元を行っています。2024年の株主総リターンは52%を達成しました。過去の配当履歴と合わせて、The Goldman Sachs Group, Inc.公式IRページで最新の配当情報をご確認ください。

Q2ゴールドマン・サックス・グループの主な競合は?

A2JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレー、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチなどが主要競合です。ゴールドマンはM&A助言と資本市場取引で特に強みを持ち、ブランド力・人材・グローバルネットワークで競合優位性を発揮しています。競合との差別化ポイントは本文の「競合との差別化」セクションを参照してください。

Q3ゴールドマン・サックス・グループのリスク要因は?

A3景気敏感性、M&A市場の変動、バリュエーション高水準(機械学習モデルで16%割高)、市場ショック(成長・金利・ドル安)、関税政策による社債スプレッド拡大などが主なリスクです。また、金融規制の強化やレピュテーションリスクも注視が必要です。詳細は本文のリスク要因セクションを参照してください。

Q4ゴールドマン・サックス・グループは長期投資に向いている?

A4M&A市場の活況や規制緩和という長期トレンドの恩恵を受けやすく、ブランド力と人材で競争優位性を維持していますが、景気敏感性が高いためリスク許容度の高い投資家に向いています。バリュエーション高水準を理解した上で、投資銀行手数料の回復とオルタナティブ投資の拡大を見据えて長期保有できる投資家に適しています。投資判断はご自身の責任で行ってください。